食生活における肉と野菜の割合

食生活が欧米化し、肉などを多く食べるようになった反面、野菜不足の現代人が多いと厚生労働省も啓蒙しています。 「自分は絶対大丈夫!!生野菜やサラダなどをいつも食べているし、野菜はたくさん摂るようにしているから不足はしていない」と思っている人が多いようです。 しかし、レタス、きゅうり、キャベツなどの淡色野菜は相当な量を食べないと、私たちが健康を維持していく上で必要な栄養所要量を摂取することは実はむずかしいといわれています。

たとえば、がんや糖尿病や心臓病などの生活習慣病予防には、繊維を1日20gを摂取する必要があるといわれています。 実際20gを淡色野菜で摂取しようとすると 、きゅうりなら2~25本、レタスなら6~8玉、トマトなら20~30個も食べなくてはなりません。 食物線繊維だけでなく、淡色野菜βカロテン、ビタミンA、B群、C 、カリウム、カルシウム、鉄などの含有量が少ないため、必要摂取量をとるには、大変な量を食べなければ追いつきません。 その点ほうれん草、にんじん、かぼちゃ 、こまつ菜などの緑黄色野菜には、βカロテン、ビタミンA、カリウム、食物繊維 、鉄、葉緑素などが、豊富に含まれています。 理想的な野菜の摂取量は、1日350gといわれ、そのうち半分の175gを緑黄色野菜 でしっかりとることが望まれています。 しかし、現代人の緑黄色野菜の摂取量はその半分も摂ってない人が多いということです。

野菜不足から起こる病気は、便秘、肌荒れ、そして免疫力の低下が真っ先に出てきます。 でも、それだけの疾病では済まずに高血圧や動脈硬化にもつながります。 また、意外なことに精神的な病気だと思われている「うつ」も、実は野菜不足も原因のひとつなんです。 それはなぜか?というと「葉酸」が不足していることが挙げられます。 うつ症状を持つ方は、食生活で葉酸が足りていない方が多いということで逆に葉酸を多く摂取した方は症状が軽減していたそうです。 野菜不足がこころの病気にも関わっているという、深刻な結果が浮き彫りになりました。

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